不動産投資効率(マンション区分所有) |
(例)3LDK(75u)の中古マンション(RC、築20年、12階建ての11階、リホーム済)、駅から徒歩5分を4000万円で買う |
(検討) |
物件は通勤に便利な日当たりのよい環境にあり、土地は建物取壊時までに、土地の値上りが大幅に見込めないので、利益が若干見込まれるものとし、土地部分の資産価値は、建物取壊費用時の諸費用+1000万円とし、将来の土地の資産価値は建物取り壊し時の諸費用と相殺して1000万円として計算する。 |
これから、30年賃貸するものとする。 |
家賃(管理費込)月180千円とする。 |
(損益) | |
1.収入 | |
@180千円(管理費込)×12月×30年=64,800千円 | |
2.費用 | |
A建物価格30,000千円 | |
B固定資産税年120千円×30年=3,600千円 | |
C管理料+修繕積立金(月25千円×12月×30年)=9,000千円 | |
総利益@−A−B―C=22,200千円 | |
粗利益率=22,200千円÷40,000千円≒55.5% | |
損益分岐稼働率45.5% | |
稼働率を95%に上げる努力をし、自己資金であれば、 | |
@180千円×12月×30年×0.95=61,560千円 | |
A費用30,000千円(建物)+12,600千円(管理費+固定資産税)=42,600千円 | |
B年利回り(61、560千円(見込収入)−42,600千円(累積原価)) ÷ 40,000千円(買値)÷30年=1.6% | |
(結論) | |
現在の金利から比較して効率が良い | 年64万円の利益、毎月53,000円の利益である |